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トレーニング

会長が語る那須川天心選手考察

格闘技ファンの間で、ここ数年ずっと話題の選手といえば那須川天心選手です。キックボクシングの世界王者からプロボクシングへ転向し、2026年4月にはWBC世界バンタム級挑戦者決定戦でエストラーダ選手にTKO勝利。着実に世界王座へ向けて歩を進めています。

今回は、キックボクシングを長年やってきた指導者として、那須川選手についての私なりの見方をお伝えしたいと思います。

キックボクサーとしての那須川天心は「別格」だった

那須川選手がキックボクシングで残した実績は、簡単に言葉にできないほどのものです。アマチュアで105戦99勝という戦績、世界5階級制覇、RISE・KNOCK OUT・RIZINと主要な舞台すべてで頂点に立った。これは単純に「強い」というレベルを超えています。

私が特に注目してきたのは反応速度と距離感の精度です。彼の動きを映像で見ていると、相手の攻撃を最小限の動きで外しながら、カウンターを合わせるタイミングが人並み外れている。ああいう感覚は、才能だけでなく積み重ねた練習量があって初めて生まれるものだと思っています。

ボクシング転向について、私が思うこと

「なぜキックボクシングをやめてボクシングに転向したのか」という疑問を持つ人も多いと思います。競技の整備度・メディア露出・世界規模の舞台という観点では、ボクシングはキックボクシングより明らかに大きな世界です。那須川選手の実力なら、そのフィールドでも通用するという判断だったのでしょう。

ただ、キックボクシングをやってきた者として正直に言うと、これは簡単な挑戦ではありません。キックボクシングとボクシングでは、足の使い方・体重移動・間合いの概念が根本的に違います。蹴りがある前提で作られた体の動きを、拳だけの競技に最適化し直すのは、並大抵の努力ではできない。

それを数年で世界タイトル挑戦権獲得まで持っていっているのは、改めて凄いと思います。

2026年4月のエストラーダ戦を見て

今年4月に行われたエストラーダ戦は、私も注目して見ていました。冒頭からサウスポーのジャブでリズムを作り、カウンターの左ボディで相手を大きく崩した場面は、まさに「キックボクサー出身の感覚」が生きていると感じました。

ボクサーとしての経験値はまだ積み上げ中でも、反射神経・タイミング・距離感という根本の部分が飛び抜けているから、相手の隙を見逃さない。キックボクシングで培った感覚が、ボクシングでも明確に活きています。

那須川選手が教えてくれること

那須川天心選手のキャリアを見ていると、格闘技の基礎がいかに大切かを改めて感じます。5歳から空手を始め、アマチュアで100戦以上をこなしてからプロに上がった。その土台があるからこそ、競技が変わっても適応できる。

TURN UPでムエタイやキックボクシングを学ぶことも、同じだと思っています。体の使い方・呼吸・間合いの感覚は、格闘技を通じて身につけた財産として残ります。それはフィットネスに使っても、日常生活の中でも、きっと何かの場面で活きてくる。

那須川選手の今後の試合も、格闘技指導者として楽しみにウォッチしていきます。

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