TURN UPには、さまざまなお仕事をされている会員さんが通ってくださっています。
今回は、会員様のお勤め先をご紹介するシリーズ第1弾として、高槻を代表するものづくり企業「株式会社テクノ高槻」をご紹介します。
「テクノ高槻? 聞いたことあるようなないような…」という方も多いかもしれません。でもその製品は、あなたの身近なところにひっそりと、でも確実に存在しています。
高槻生まれ、世界育ち
株式会社テクノ高槻の歴史は、1947年の「高槻電機製作所」創業にさかのぼります。戦後まもなくの高槻でスタートした小さなメーカーが、今や世界70カ国以上に製品を届ける企業に成長しました。
1967年、テクノ高槻はオリジナルブランド「HIBLOW(ハイブロー)」の電磁式ダイヤフラムエアーポンプを世界で初めて商品化します。このポンプ、累計生産台数が1,700万台超。高槻の工場から生まれた製品が、それだけの数、世界中で動き続けているというのは、改めて考えるとすごいことですよね。
本社は高槻市八丁西町、TURN UPからほど近い場所にあります。
「エアーポンプ」って何に使うの?
エアーポンプと聞いて、最初に思い浮かべるのが「観賞魚の水槽のブクブク」という方も多いと思います。実際、HIBLOWはそこから出発しました。
でも今のテクノ高槻の製品が使われているのは、それだけじゃありません。
- 浄化槽・排水処理:家庭や施設の浄化槽に空気を送り込み、微生物が汚水を分解するのを助ける
- 医療機器:血圧計や人工呼吸器補助、医療用の精密な空気圧制御
- 燃料電池:次世代エネルギーの家庭用燃料電池システム
- 食品・工業:製造ラインで安定した空気圧が必要な場面
「空気を送る」というシンプルな機能が、こんなにも多様な場所で社会を支えているんですね。浄化槽のポンプは、日本の清潔な生活環境を陰で守り続けている縁の下の力持ちです。
HIBLOWが選ばれる理由
70カ国以上で信頼されているHIBLOWエアーポンプ、その強みは4つです。
①静音性——防音構造設計で、動いていても気にならないレベルの静かさ。水槽のそばで寝ている魚も、夜中に目を覚ましません(笑)。
②省電力——電磁振動構造は摩擦部品を排除しているため、低消費電力で動き続けます。環境にも財布にも優しい。
③安定した空気供給——脈動が少なく安定した空気流量が出るため、精密さが求められる医療分野でも採用されています。
④長寿命・メンテナンスしやすい——モジュール式の部品設計で、万が一ダイヤフラムが傷んでも簡単に交換できます。
格闘技でたとえるなら、派手さはないけど基本がしっかりしていて、コンディションを崩さず長く戦える選手みたいな印象です。僕はそういうものが好きです。
大阪ものづくり優良企業にも認定
テクノ高槻は大阪府の「大阪ものづくり優良企業」にも認定されています。これは、優れた技術力や製品、経営の安定性などが評価された証。地道に技術を磨き続けてきた高槻のメーカーが、ちゃんと評価されているのは嬉しいことですね。
また2016年からは医療機器製造販売業の許可を取得し、医療分野にも本格参入。少数精鋭で「一人ひとりが主体的に開発に携われる」環境が、若い社員のやりがいになっているようです。
高槻の会員さんが、世界を動かしている
テクノ高槻で働く会員さんが、TURN UPに通ってくれています。
世界70カ国に届く技術を支えながら、練習後には汗を流しに来てくれる。なんかいいですよね、そういう話。ものづくりの仕事って、目に見えない場所で社会を動かしている責任がある。そのプレッシャーをグローブの中に込めて発散してくれているのかな、なんて思います(笑)。
TURN UPには、製造業・医療・IT・営業・学生……ほんとうにいろんな仕事をされている方が集まっています。バックグラウンドが違うからこそ、ジムの中での会話が面白い。格闘技という共通言語で繋がれる場所が、TURN UPだと思っています。
今後もシリーズで、会員様のお勤め先や活躍をご紹介していきます。お楽しみに。
※掲載にあたりご本人・ご勤務先の了解をいただいています。