格闘技・ムエタイ

なぜいまムエタイなのか

TURN UP KICKBOXING & FITNESS

この記事の要点

ムエタイは両手両足に肘と膝を加えた「八本の手足の格闘技」。ONE Championshipの台頭で世界的な注目が集まる一方、本場タイでは競技人口が減少しているという逆説も。元ISKAムエタイ王者の会長が、いまムエタイを学ぶ意味を語ります。

9月に入りました。
今日は少し、腰を据えた話をさせてください。テーマは「なぜいまムエタイなのか」

当ジムの正式名称は「TURN UP KICKBOXING & FITNESS」ですが、 私自身の軸足はムエタイにあります。
「キックボクシングとどう違うんですか?」「なぜムエタイなんですか?」—— よくいただくこの質問に、今日はきちんとお答えします。

ムエタイは「八本の手足」を使う格闘技

ムエタイはタイの国技で、英語圏では「The Art of Eight Limbs(八本の手足の芸術)」と呼ばれます。

なぜ八本か。
両手(パンチ)、両足(キック)に加えて、両肘と両膝を武器として使うからです。 一般的なキックボクシングが「四本」だとすれば、ムエタイはその倍。 さらに首相撲(クリンチ)という独自の組み技もあります。

だからこそムエタイは、しばしば「立ち技最強」と評されます。 接近戦になっても攻め手が尽きない。距離が変わっても戦える。 この対応力の広さが、ムエタイの本質的な強さです。

もちろん、一般の会員さんが肘や膝で打ち合うことはありません。 ただ、「身体の使い方の引き出しが多い」という点は、 護身の観点でもフィットネスの観点でも、大きな価値があります。

なぜ今、世界がムエタイに注目しているのか

「いま」と言うからには理由があります。 ここ数年、ムエタイは世界的に一気に見られる競技になりました。

最大の要因は、アジア最大の格闘技団体ONE Championshipの存在です。
ONEは総合格闘技だけでなく、ムエタイルールの試合を主要カードとして扱っています。 これにより、それまで「タイの国技」だったムエタイが、 世界中の格闘技ファンの目に日常的に触れるようになりました。

象徴的なのが「ONE FRIDAY FIGHTS」。 ムエタイの聖地・ルンピニースタジアムでほぼ毎週金曜夜に開催され、 タイではゴールデンタイムに生放送されています。 毎週、本場の最高峰の試合が世界に配信されている——これは以前では考えられなかったことです。

日本人選手の活躍も見逃せません。 私が育った大阪誠至会の北野克樹選手も、このONEの舞台で戦っています。 ONE公式のプロフィール で戦績を見ることができます。ムエタイは、もう遠い国の話ではありません。

本場タイでは、むしろ競技人口が減っているという逆説

一方で、興味深い指摘もあります。
本場タイでは、ムエタイの競技人口はむしろ減少傾向にあると言われているのです。

理由は皮肉なもので、タイが豊かになったから。 かつてムエタイは、貧しい家庭の子どもが人生を切り開くための手段でした。 国が経済成長を遂げ、他の選択肢が増えたことで、 過酷な道をあえて選ぶ子どもが減っている——そういう構図です。

つまり今は、本場で担い手が減り、世界で人気が高まるという交差点にあります。
だからこそ、ムエタイという文化を学び、受け継ぐ価値があると私は考えています。 技術としてだけでなく、その背景にある歴史や礼節を含めて。

試合前に舞うワイクルーという儀式をご存じでしょうか。 師や親への感謝を捧げる、ムエタイに欠かせない所作です。 相手を敬い、教えてくれた人に感謝する—— この精神性こそ、ムエタイが単なる殴り合いではない証拠だと思っています。

フィットネスとしてのムエタイが優れている理由

ここまで競技の話をしてきましたが、 ムエタイは運動として非常に優秀です。

全身をくまなく使う:腕だけ、脚だけに偏らない
体幹が自然に鍛えられる:蹴りは軸がなければ打てない
リズム運動である:ステップと呼吸が連動し、有酸素の要素が入る
姿勢が良くなる:構えを保つだけで背中と腹圧が働く

ジムでの練習は、ミットとサンドバッグが中心です。 痛い思いをすることはありませんし、肘や膝を人に当てることもありません。 ムエタイの動きを、安全な形でフィットネスに変換する—— これが当ジムでやっていることです。

高槻で、本物のムエタイに触れてほしい

最後に。私はISKAムエタイ インターコンチネンタル・ライトウェルター級王者、 そして元NJKFスーパーライト級チャンピオンとして、リングに立ってきました。

その経験のすべてを、いま高槻で伝えています。
本物を、正しい形で。これが私のこだわりです。

「なぜいまムエタイなのか」——私の答えはシンプルです。
世界が注目している今こそ、本物に触れる絶好のタイミングだから。 そして、その機会が高槻にあるからです。

TURN UP KICKBOXING & FITNESSは、JR高槻駅・阪急高槻市駅から徒歩約5分。
見学はいつでも無料、体験レッスンは1回1,000円(お1人様1回限り・45分間、グローブ無料貸出)。 体験実施時間は平日15時〜20時、土曜・祝日13時〜17時半で、先約優先です。

八本の手足が生む、奥深い世界。ぜひ一度、体感しに来てください。

TURN UP KICKBOXING & FITNESS

📍 大阪府高槻市高槻町14-1 第6誠ビル 3F 🚉 JR高槻駅・阪急高槻市駅より徒歩5分 📞 072-647-6548

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体験レッスン 1,000円

土曜日のご予約がおすすめです。ご見学はいつでも無料。

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