この記事の要点
NJKF(ニュージャパンキックボクシング連盟)は、後楽園ホールを中心にプロ興行を行う日本のキックボクシング団体。NJKF日本王者からWBCムエタイ世界王者へと続く王座の道筋、ヒジ・ヒザありの公式ルール、女子部門ミネルヴァ、アマチュア・少年部門まで、公式情報をもとにわかりやすく解説します。
このブログでは、ここ最近「NJKF」という言葉が何度も登場しています。
会長の肩書きは「元NJKFスーパーライト級チャンピオン」。
先日ご紹介した誠至会の興行は「NJKF 2026 west 4th」。
格闘技に詳しい方にはおなじみの名前ですが、
「そもそもNJKFって何?」と思われた方も多いのではないでしょうか。
今日は、NJKFとはどういう団体なのかを、できるだけわかりやすく解説します。
NJKFとは、日本のキックボクシング団体
NJKFは「ニュージャパンキックボクシング連盟(New Japan Kickboxing Federation)」の略称です。
NJKF公式サイトの連盟概要によると、
2007年から現在の運営体制となり、
後楽園ホールを中心にプロ興行を開催しています。
団体の成り立ちについては、
Wikipedia
に、1996年に結成されたという記述があります。
公式サイトの「2007年」は現在の運営体制が始まった年、という位置づけです。
日本のキックボクシング界には複数の団体があり、それぞれが独自に王座やランキングを持っています。
NJKFはその中でも長い歴史を持つ団体のひとつで、
関東だけでなく西日本にも本部組織を置き、全国規模で活動しています。
目指す先は「WBCムエタイ世界王者」
NJKFの大きな特徴は、WBCムエタイとつながった王座の道筋があることです。
公式サイトでは、NJKFのプロ選手が歩む道として、次の流れが示されています。
NJKF日本王者 → WBCムエタイ統一日本王者 → WBCムエタイ インターナショナル王者 → WBCムエタイ世界王者
つまり、NJKFで日本一になることが、
そのまま世界の舞台へ続く階段の一段目になっているのです。
ジムで練習を始めた選手が、国内のベルトを経て、世界のムエタイ王座まで目指せる。
この「道が見えている」ことは、選手にとって大きなモチベーションになります。
連盟は、第三者機関によるコミッショナーの設立や、
WBCムエタイの冠がついた全日本王者決定戦の開催も進めているとしています。
ランキングは
WBCムエタイ日本統一ランキング
として公開されています。
NJKFのルールは、ヒジもヒザもあり
では、NJKFの試合はどんなルールで行われているのか。
NJKF公式ルール
から主なポイントを抜き出してみます。
・有効技:グローブをつけた両手、両肘、両脚、両膝を使った打撃
・試合時間:1ラウンド3分、インターバル1分
・ラウンド数:ノーランカーは3分3R、ランカーは3分5R
・階級:全11階級。試合前日に計量を行い、リミットをクリアした選手が出場
・服装:上半身は裸で、ムエタイトランクスやキックパンツを着用(女子選手は上着を着用)
一般的に「キックボクシング」と聞くと、パンチとキックだけをイメージする方が多いかもしれません。
でもNJKFのルールは肘と膝も使える、ムエタイに近い本格的なものです。
また、「アグレッシブマッチ」という独自の試合形式もあります。
3分3Rで引き分けの場合に延長1Rを行い、マスト判定で必ず勝敗をつける方式で、
選手により積極的な攻めを促すために導入されたそうです。
女子部門「ミネルヴァ」もある
NJKFには、女子キックボクシングの部門「ミネルヴァ(Minerva)」もあります。
ミネルヴァの紹介ページによると、
出場機会に恵まれない女子選手が多い現状を変えるため、
団体を問わないオープン参加としているのが特徴です。
公式ランキング制度もあり、王者になるという目標を持って戦える環境が整えられています。
ルールは男子と一部異なり、通常の試合は2分3R(タイトルマッチは3分3R)、
顔面への肘攻撃は禁止。現在は5階級が設けられています。
「キックボクシングは男のスポーツ」というイメージを変えていこうという姿勢は、
女性会員さんも多いTURN UPとしても、とても共感できるところです。
プロだけじゃない、アマチュアと少年部門
NJKFはプロの興行だけを行う団体ではありません。
連盟概要によると、アマチュア部門や少年部門も併設しており、
キックボクシングを通じた健全な青少年の育成にも力を注いでいるとのことです。
いきなりプロのリングに上がるのではなく、
アマチュアの試合で経験を積み、段階を踏んでステップアップしていける。
子どもたちが礼儀や努力の大切さを学ぶ場にもなっている。
こうした裾野の広さも、団体として長く続いている理由のひとつだと思います。
関西の格闘技シーンとNJKF
NJKFは西日本にも本部を置いており、
関西では「NJKF west」と名のつく大会シリーズが定期的に開催されています。
その中心にいるジムのひとつが、会長がかつて所属した大阪誠至会です。
誠至会はNJKFの加盟ジムで、10月18日には堺市で
「NJKF 2026 west 4th」を主催します。
NJKF加盟ジム一覧
を見ると、北海道から九州まで全国にジムがあり、大阪府内にも複数の加盟ジムがあります。
宮島会長は、このNJKFのスーパーライト級でチャンピオンになりました。
さらにISKAのムエタイルールで国際タイトルも手にしています。
会長がジムで教えている技術には、NJKFのリングで積み重ねてきた経験が詰まっているのです。
※ TURN UP KICKBOXING & FITNESS 自体は、NJKFの加盟ジムではありません。
会長個人の経歴と、古巣である誠至会を通じたご縁として、今回NJKFをご紹介しています。
団体を知ると、格闘技がもっと面白くなる
格闘技の試合を観ていて、「このベルトは何の王座?」「なぜこの選手が挑戦者なの?」と
疑問に思ったことはありませんか。
団体の仕組みや王座の流れを知ると、
一つひとつの試合に込められた意味が見えてきます。
この試合に勝てば日本王者、その先にはWBCムエタイの統一王座、さらに世界——。
そう思って観ると、同じ試合でも熱の入り方がまったく違ってきます。
もちろん、ジムに通うのに団体の知識は必要ありません。
ダイエットやストレス発散が目的でもまったく問題なし。
でも、自分が練習している競技に「こんな世界が広がっているんだ」と知るのは、なかなか楽しいものです。
TURN UP KICKBOXING & FITNESSは、JR高槻駅・阪急高槻市駅から徒歩約5分。
見学はいつでも無料、体験レッスンは1回1,000円(お1人様1回限り・45分間、グローブ無料貸出)。
体験実施時間は平日15時〜20時、土曜・祝日13時〜17時半で、先約優先です。
元NJKF王者のもとで、キックボクシングの奥深さに触れてみてください。高槻でお待ちしています!
※ 団体の情報は2026年10月10日時点でNJKF公式サイト等に掲載されている内容をもとにしています。最新情報は公式サイトでご確認ください。
